MADE IN JAPANなSONYのラジオ

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百均では売られないラジオ

今時100円均一でも売られているラジオ。
私のボスがなんと6,800円のラジオを購入したそうです。
彼曰く、どんだけ聞いていても耳が疲れないとのこと。
それってどういうこと?ということで調査開始です。

ラジオにとっていい音とは

音が良いようなんです。
低音が効くとかそういうことではなく、高音がガシャガシャせず、低音がボコボコせず耳触りのいい音なんです。しいて言うなら中音がしっかりしているというのでしょうか。
そもそもラジオはDJの声が耳に届くことが最も重要で、音楽の低音や高音の表現はまた別の話なんだなと思いました。逆に低音が効きすぎるスピーカーでは特に男性の声は聞き取りにくくなってしまいます。それが耳の疲れにつながるのかもしれませんね。

久々に目にしたMade in Japan

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それにしても、この「ちょうどいい」ラジオはどこで作られてるんでしょうか。ラジオの裏面を見てびっくり。
最近見ます? MADE IN JAPAN
へぇー、VAIOなき今もSONYの製品で日本製のものがあるんだなぁ〜と感心していたらそこにもう一つの言葉が。
TOWADA A
なんじゃこりゃ?

十和田オーディオ株式会社

早速wikiで調べました。

秋田県小坂町に本社を置き、ラジオ、チューナー、カメラ、チャージャーを製造している。地元では、「オーディオ」の愛称で親しまれている。
ソニーの中上級ラジオの設計製造で知られる(同社製のソニーラジオの多くには、「TOWADA A」と記載されている)。2006年(平成18年)にソニー坂戸事業所が閉鎖されて以降、同社の単品ラジオを国内生産している唯一の工場となっている。デジタルチューナーは24時間体制で製造している。

wiki: 十和田オーディオ

へぇ〜国内唯一のSONYラジオ製造工場なんですね。素晴らしい!

SONYとラジオ

ラジオとともに歩んだSONYの歴史

ついでなので、SONYとラジオの関わりについても調べました。SONYがトランジスタラジオから始まったというのはなんとなく知っていましたが。。。

ラジオとともに歩んだSONYの歴史

なんということでしょう!
1955年から2012年までの57年間(!!)に16種類ものラジオを生み出してきたそうです。
これは純粋な「ラジオ」に限った話で、ラジカセやコンポは含まれていません。2012年にも新製品を出してるんですね。すごい!

だいたい10年で2・3種類の新製品を出すというサイクルがあるようですが、1980年代と2000年代だけ1種類しか新製品を出していないのはウォークマンやMDとの兼ね合いなんですかねぇ。

ラジオはSONY

単体のラジオを購入する機会はあまりないと思います。震災用に購入するには、正直高すぎると思います。
でも、いい音とと過ごすための製品が6,800円というのは高くないですよね。普段家でラジオを聞くことは無くなりましたが、車に乗っているときはなんとなくラジオを流しちゃいますし。

今はまだできないかもしれませんが、いつかゆっくりとした時間の流れを楽しめるようになりたいものです。
何年先かわかりませんが、そのとき私の傍から流れる音はきっとSONYのラジオであることでしょう。

SONYホームページの製品情報: http://www.sony.jp/radio/products/ICF-801/
価格.comのレビューページ: http://review.kakaku.com/review/K0000041900/

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